JR東海の丹羽俊介社長は、先週の大雨で東海道新幹線が長時間運転を見合わせ、名古屋駅などで混雑が発生したことを受け、運転再開後により多くの列車を運行するなど、駅での混雑を防ぐための対策を検討する考えを示しました。
先週の大雨で、東海道新幹線は長時間運転を見合わせ、名古屋駅などで運転再開後も混雑が続きました。
こうした事態を受け、JR東海の丹羽社長は8日の会見で「運転見合わせは降雨量の基準があって判断しているが、名古屋駅をはじめ各駅で大変混雑した状況になるなど、多くのお客様にご不便、ご迷惑をお掛けした」と述べました。
そのうえで、「運転再開するときにより多くの列車を設定できないか、技術的に勉強していく。また、混雑が予想されるときなどにホームページやツイッターで情報発信することにより、少しでも集中を避けていきたい」と述べ、今後、駅での混雑を防ぐための対策を検討していく考えを示しました。
一方、8日夜遅くから9日朝にかけても東海地方で大雨が予想されていることについて、丹羽社長は「今後の天候の動きが分からない部分もあるので、予測や予報を見ながらお客様にタイムリーに情報発信していきたい」と述べました。
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June 08, 2023 at 04:02PM
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