『家は南向きじゃなくていい』より
2024.05.10
# 家づくり # 家人生でいちばん高価な買い物、マイホームをせっかく建てたのに、「こんなはずじゃなかった」と後悔する人があまりに多いのはなぜなのか?
気鋭の建築家・内山里江氏は言います。
「日本人が家づくりに失敗する最大の理由は、たとえば『家は南向きじゃなきゃダメ』とか『窓は大きいほうがいい』といった『間違った常識』によるものです。私は本書でそうした間違った常識をすべてひっくり返します」
内山氏の最新刊『家は南向きじゃなくていい』から、間違いだらけの家づくりをしないための方法を連載形式でお届けします。
LDKの話 中途半端な家ができる理由
リビング、ダイニング、キッチンの頭文字をつなげて「LDK」といいますが、この空間は「食とくつろぎ」のスペースです。家族みんなで過ごす場所だからでしょうか、特にリビングは「広くしたい」と多くの人が声を揃えます。ではリビングを最優先するのかといえば、「大きなダイニングテーブルを置きたい」「家事がしやすいようにキッチンも広くしたい」と続くことがほとんどです。しかし、LとDとKのそれぞれを少しずつ広くしたところで、中途半端な家ができてしまうだけです。
![](https://gendai-m.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/1280m/img_3a6e435057f866dd07ddebf2717d46c73926778.jpg)
このように、何を優先してよいかわからなくなりがちなLDKのレイアウトを考えるうえで起点にすべきなのは「ダイニング」です。ダイニングは食事をする場所ですよね。ここでどのように過ごすかを明確にすることで、キッチンとリビングの配置やボリュームは自然と決まってくるのです。
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「新築ではLDKを広くしたい」問題。気鋭の建築家が疑問に思う“広いダイニング”の必要性(内山 里江) - 現代ビジネス
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