ロシアの侵攻でウクライナから避難してきた母と子が、滋賀県栗東市で暮らしている。イリーナ・マーリシェヴァさん（31）と息子のマーク・チュプリイ君（8）。夫を母国に残し、来日してから2カ月。いま、イリーナさんが思うことは――。
6月2日は夫の37歳の誕生日だった。朝日新聞の取材中に夫から電話がかかってくると「お誕生日おめでとう」と笑顔で呼びかけた。日本で注文した誕生日ケーキの写真を送った。ケーキにはウクライナと日本の国旗のデザインがほどこされ、メッセージに「8167キロの距離でもあなたを愛しています」と記してあった。
ウクライナ中南部のクリビリフに住んでいたイリーナさんは3月4日、避難を始めた。ロシア軍が自宅から約100キロ南東にあるザポリージャ原発を攻撃したからだった。
滋賀の小学校に通い始めたマーク君。そして授業に招かれた母親のイリーナさんは、児童たちにあることを語りかけました。 記事後半で紹介します。
■自宅にミサイルが撃ち込まれ…
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June 09, 2022 at 08:00AM
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ウクライナの夫へ、誕生日ケーキに託したメッセージ 来日した母子 [ウクライナ情勢] - 朝日新聞デジタル
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