平塚学
建築家の故丹下健三氏が設計して1962年に完成した宮崎県日南市文化センターが、建築作品としての歴史的価値や造形美が評価され、「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定された。
選んだのは、20世紀の建築の主要な潮流の一つ「モダン・ムーブメント」の建築遺産の重要性を訴え、記録や保存活動に取り組む「DO（ド）CO（コ）MO（モ）MO（モ）」（本部・リスボン）の日本支部、ドコモモジャパン。
丹下氏は広島平和記念資料館や東京都庁、国立代々木第1・第2体育館などを設計したことで知られる。ドコモモジャパン事務局によると、日南市文化センターは九州で唯一現存する、丹下氏が設計した建築物という。
センターは日南市の市制20周年を記念して造られ、大ホールや多目的ホール、会議室などがある。「丹下建築」の特徴の一つのコンクリート打ちっ放しの外壁は緩やかに傾き、四つの三角形が重なるシンプルで美しい外観が評価された。
ドコモモジャパン事務局の大宮司勝弘事務局長は「今後は昭和の建築も重要な観光資源になる。旧都城市民会館は解体されたが、日南市文化センターが宮崎を代表する近代建築になる。ぜひ活用してほしい」。高橋透市長はセンターが選定されたことについて「よく今まで建物が残っていてくれた」と話した。（平塚学）
"建築" - Google ニュース
June 15, 2022 at 07:30AM
https://ift.tt/qzM2dXf
日南市文化センター、「モダン建築」に 九州で唯一の丹下作品 - 朝日新聞デジタル
"建築" - Google ニュース
https://ift.tt/9mA6hPZ
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
https://ift.tt/gl2AOyw
Bagikan Berita Ini
0 Response to "日南市文化センター、「モダン建築」に 九州で唯一の丹下作品 - 朝日新聞デジタル"
コメントを投稿