参加者に旧市庁舎の特長を解説する鹿田さん（右）
近代建築の記録や保存を目的とする学術組織「DOCOMOMO Japan」（ドコモモ・ジャパン、東京都）は23日、現存する数少ない「メタボリズム建築」の一つである群馬県館林市の旧市庁舎（仲町、現市民センター）で解説見学会を開いた。
同庁舎は戦後日本を代表する建築家の一人、菊竹清訓さん（1928～2011年）が設計し、1963年に完成。81年まで市庁舎として使われ、現在は市中部公民館などが入っている。
講師を務めた建築家の鹿田健一朗さんが参加者30人と庁舎を巡り、特長などを解説。「市役所として使われた時間よりも、それ以降に使われている時間の方が長い。これはすごいことだ」と評価した。
同庁舎が2022年度「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されたことを記念し、ドコモモ・ジャパンから多田善洋市長に記念プレートの贈呈も行われた。
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November 24, 2023 at 04:00AM
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メタボリズム建築、今も活用「すごい」 群馬・館林市の旧市庁舎で見学会 - 株式会社 上毛新聞社
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