明石家さんま（68）が15日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、12日に27歳で急死したタレントのryuchell（りゅうちぇる）さんについて、「今週もまた、おれの知り合いとかが…」と言って切り出した。
さんまは「知り合い、縁のある人たちが、いろんな形でこの世を去ってしまってるんですよ。偶然なのか、そういう年なのか」と言い、peco（27、当時ぺこ）のボーイフレンドで番組に登場した“初対面”を振り返った。
ryuchellさんは沖縄から上京後、東京・原宿でショップ店員をしながら読者モデルとして活動。15年にさんまの番組にぺこと出演。「建築関係トントントン」のネタが誕生するなどし、さんまからいじられる“愛されキャラ”となった。
「ぺこちゃんのボーイフレンドで、ぺこちゃんとryuchellは、そういった（ブレークきっかけを作ってくれた）お礼を言ってくれたり、結婚したお祝いだ、というのが…そういう仲だったんですけどね」
続けて「建築関係トントントン」については「おれと一緒しかやらないって言って、だから、これからも（同ネタを）生き続けさせたいなと。これは生かしてあげようと決意した感じですよ」と、ネタを“語り継いで”いく考えを語った。
女性へあこがれたryuchellさんを「いろいろ言われて、いろいろあったでしょうけど、KABA.ちゃんなんかは、自分が女性になりたい、薬を飲む。もっと女性になりたい言うて。『これ以上やったら危ないから』言うて、でも『女になるから』言うて。あれ、ホルモンのあれ（治療）とか、1年ぐらい心配らしいですね。でも、KABA.ちゃんも乗り越えられたから（ryuchellさんも）いけるやろうと…」などと、親心で見守っていた思いも吐露した。
ryuchellさんは、今年6月28日放送のフジ系「超ホンマでっか!?TV」でも、さんまは、久々にryuchellと共演。その“激変”ぶりに「だれ、君？」とつっこみ、「結婚祝い、出産祝い返してくれ」といじっていた。
さんまは、このゲスト出演にも触れ「あまりにもきれいになってるんで」と驚いたとも振り返った。
あらためて、ryuchellさんとの別れを思い「この2年、ほんとに（別れが）多いんですよ」と口にすると「こないだは（笑福亭）笑瓶が…」と漏らした。
それでも、オープニングトークの締めには、「みんなで『建築関係トントントン』やろ。これやって、MBS（ヤングタウンのコールに）いこう」と呼びかけていた。
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July 15, 2023 at 10:08PM
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