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デザインと機能美を兼ね備える、ロレックスの時計づくりと建築との深い関係。 - Pen-Online

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世界有数の工科大学と、「ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチブ」

世界的に有名な工科系の名門・スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、ロレックスと長年にわたって協力関係を構築。写真のキャンパス内にある「アートラボ」は隈研吾の設計。 ©EPFL/Michel Denancé

世界有数の工科大学と、「ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチブ」

「アートラボ」は大学内において、科学と芸術の交点の研究専用施設として位置づけられている。ロレックスは建物内にある展示スペース(写真)のスポンサーを務めている。 ©EPFL/Valentin Jeck

ロレックスがサポートする、隈研吾によるアートラボ

2016年、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のキャンパスに建設されたのが隈研吾によるアートラボ。その展示スペースを、ロレックスがサポートしている。研究レベルの高さで世界に知られる名門校EPFLとロレックスは、長期にわたる良好な関係を築いてきた。数々のプロジェクトを委託し、博士課程の学生を支援。またロレックスで働く技術者のなかにはEPFLの卒業生が多く、その専攻は物理学、機械工学、材料工学、微細加工技術、情報工学など多岐にわたる。

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スイス連邦工科大学ローザンヌ校キャンパス内に建設された学習施設「ロレックス ラーニングセンター」。2010年完成。 ©Julien Lanoo

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「ロレックス ラーニング センター」のカーブを描く内部空間。図書館とフォーラムを内包し、知的交流の場として活用されている。 ©Julien Lanoo

SANAAが手がけた学習施設とロレックスの関係。

「ロレックス ラーニング センター」はEPFL内でもひときわ目立つ独創的な外観を持つ。設計は妹島和世と西沢立衛から成る日本の建築家ユニットSANAA。建設資金の半分が民間からの出資であるこの建物で、ロレックスはその第一出資者となっている。完成した2010年は、SANAAがプリツカー賞を受賞した年でもある。

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「ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチヴ」でメントーを務めた妹島和世と、プロトジェのチャオ・ヤン。 ©Rolex/Hideki Shiozawa

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2012 –2013年の建築部門で2人の作業の舞台となったのは、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。©Suzuki Hisao for Rolex

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コラボレーションの成果、「気仙沼大谷のみんなの家」。2013年に完成し、漁港のコミュニティで拠点の役目を果たしている。©Yang Zhao

気仙沼でかたちになった、妹島和世とのプロジェクト

芸術的遺産の継承を目的としてロレックスが2002年に創設した「ロレックス メントー & プロトジェ アート・イニシアチヴ」。各分野の巨匠が指導者(メントー)となり、それぞれひとりの生徒(プロトジェ)を選び、相互交流を重ねながら、若いアーティストを育成する。12年から新たに加わった建築分野で、妹島和世は最初のメントーをつとめた。プロトジェのチャオ・ヤンとともに取り組んだのが、東日本大震災の被災地で家や仕事を失った人々の新しいコミュニティの拠点、「気仙沼大谷のみんなの家」である。

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「ロレックス メントー & プロトジェ アート・イニシアチヴ」2018-2019年、建築分野のメントーはイギリスの建築家、サー・デイヴィッド・アジャイ。プロトジェはニジェール出身のマリアム・カマラ。 ©Rolex/Tina Ruisinger

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新進建築家のマリアム・カマラにとって、偉大な先達であるデイヴィッド・アジャイに師事できるのは望外の幸運だ。アジャイはニジェールまで足を運び、カマラが手がけた建築を訪れた。 ©Rolex/Thomas Chéné

サー・デヴィッド・アジャイと、若手建築家によるプロジェクト

ガーナにルーツをもつサー・デヴィッド・アジャイはワシントンD.Cの「国立アフリカ系米国人歴史文化博物館」等で知られる世界的な建築家。そんな雲の上の存在から、建築という芸術分野の知識が伝承されたのが、ニジェール出身のマリアム・カマラである。2人はアフリカの建築における独自のアイデンティティを共有し、コラボレーションは、ニジェールで進行中のプロジェクト「ニアメ・カルチャラル・センター」に結実する。

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November 20, 2020 at 08:00AM
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