上川隆也 “風変わりな刑事”10周年超特大ケーキでお祝い来年1月「遺留捜査」新シーズンスタート - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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シリーズ10周年を祝うケーキを前に喜ぶ上川隆也

　俳優上川隆也（５５）主演のテレビ朝日系人気ドラマ「遺留捜査」（木曜午後８時）が、来年１月に新たにスタートすることが決まった。２０１１年の第１シーズンから節目の１０年を迎え、スタッフから超特大ケーキで祝福された上川は「想定をはるかに超えるお祝い」と感謝した。

　京都府警捜査一課“特別捜査対策室”（通称・特対）の風変わりな刑事・糸村聡（上川）が、事件現場に残された遺留品の意味を探り、事件を解決するだけでなく遺族の心情をも救う活躍を描く。糸村は超マイペースで空気を読まない“不思議キャラ”だ。１１年４月スタートの第１シーズンから連続ドラマ５作、スペシャルドラマ１０作を数える人気シリーズとなった。連ドラは１８年夏放送の第５シーズン以来、約２年半ぶりの復活となる。

　スタッフから「祝☆１０周年」のプレートと糸村人形が飾られたケーキをプレゼントされると、上川は「想定のはるか上のお祝いをしてくださって……ちょっとにわかには言葉にできないというか、感慨もひとしおです」と感激。シリーズスタート時を振り返り「２０１１年、東日本大震災の直後にスタートした『遺留捜査』は、役者として何ができるのかを見いだしかねていた僕に、届けられる何かがあることを示してくれました」と語る。

　演じてきた糸村について聞かれると「“なかなか引っ越さないご近所さん”という感じでしょうか。僕にとっても１０年、ひとつの役と向き合うというのは初めてですが、だからこそ、ご近所付き合いが途切れることなく続いている……そんな不思議な親近感を抱いています」と表現した。

　新シーズンでも栗山千明（３６）、戸田恵子（６３）、永井大（４２）、梶原善（５４）らが演じる個性豊かな特対メンバーも登場。糸村とは「腐れ縁コンビ！？」としてファンにはおなじみの甲本雅裕（５５）演じる科捜研研究員・村木繁も健在で、糸村とのコミカルなやりとりで楽しませてくれそうだ。