質素でつつましく、極めて繊細。源氏ゆかりの戦勝祈願神社として知られる、岡崎市上地町の上地八幡宮。その本殿は神社建築では市内最古を誇る。
源頼朝の弟である範頼(のりより)が一一八四(元暦元)年、平家追討の道中に、小さな神社だった上地八幡宮で戦勝を祈願。見事に勝利を収め、三河の守護となった後、九〇年に社殿を建立したといわれている。
本殿は室町後期の建築とされ、一九二六(大正十五)年に国の重要文化財に指定された。拝殿後方に本殿があり、周りを透塀(すきべい)で囲んで神域をつくっている。建築様式は、正面から見ると屋根を支える柱が四本立ち、柱と柱の間が三つある「三間社(さんげんしゃ)」で、屋根は正面側だけが長い「流造(ながれづくり)」。全体的に質素な装飾が特徴だ。...
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