新庁舎開庁を記念して、レンガ造りのアーチ型天井が特徴の回廊で特設市場が開かれ、市民らが地場産野菜を買い求めた＝深谷市で
深谷市は、新庁舎での業務を開始した。初日の二十七日には、開庁を祝い、アーチ型天井が特徴の回廊で地場産の野菜や牛肉、牛乳、花などの出店が並んだ市場が開かれ、多くの市民でにぎわった。
開庁前の午前八時半には、テープカットが行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市民向けの内覧会などは中止されたが、通行人らが足を止め、真新しい新庁舎に見入っていた。
新庁舎は、免震構造の地上四階建てで、レンガ造りの外壁が特徴だ。小島進市長は「災害に強く、環境に優しい庁舎ができた」とアピール。「たくさんの市民に利用していただき、愛してもらえる庁舎にしたい」などと呼び掛けていた。（渡部穣）
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