RSK山陽放送
「世界で最も影響力のある100人」に選ばれこのスタジオも手がけた建築家・隈研吾さんの企画展が、真庭市で始まりました。 隈さんは建築や公共空間に必要な要素について、ある動物からヒントを得たといいます。 東京五輪のメインスタジアム国立競技場や駅と街を一体にすることがコンセプトの高輪ゲートウェイ駅など、隈研吾さんが手がけた様々な建築の模型が展示されています。 真庭市のグリーナブル蒜山にある蒜山ミュージアムで始まった企画展です。 大のネコ好きだという隈さん。 しかしネコは遊び心で置いたわけではありません。 半年以上に及ぶリサーチから、隈さんは「やわらかい」や「斜め」など、これからの建築や公共空間に必要な5つの原則を掲げました。 その一つが、孔グリーナブル蒜山のランドマーク「風の葉」は木のパネルとパネルの間にすき間＝孔があります。 光を取り込むだけでなく、ネコが孔に隠れるように生物を守り、隠してくれるという意味もあります。 視線を変えることで見える、新たな建築の世界です。 あれこれ考えなくてもネコを探すだけで楽しい企画展は、3月6日までです。
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October 28, 2021 at 05:16PM
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