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唐代の高台式建築遺跡の全容が明らかに 陝西省西安市 - AFPBB News

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【10月3日 Xinhua News】中国の陝西省(Shaanxi)考古研究院は9月27日、同省西安市(Xi’an)にある唐代の宮殿遺跡「華清宮朝元閣遺跡」の発掘調査で、大量の建築部材や刻銘瓦が発見され、保存状態の良い唐代の高台式建築遺構の全容が判明したと明らかにした。

 同遺跡は西安市臨潼区にある驪山西綉嶺の第三峰頂上北端に位置する。唐の天宝年間(742~756年)の創建で、2018年に同研究院が発掘調査を開始した。1550平方メートルの発掘範囲からは、土を突き固めた「版築(はんちく)」の土台部分や本体建築、東西の踏道(階段)、付帯建築などの遺構が確認され、建築の配置や部材構造、施工方法などが明らかになった。

 同研究院の邢福来(Xing Fulai)研究員は、今回の発掘調査で朝元閣が唐代華清宮の驪山禁苑内で最も規模の大きい建物群であることが証明されたと説明。これまでに発見された唯一の唐代高台式建築の遺跡であり、盛唐期の宮殿建築の最高水準を代表するものだと述べた。

 遺跡は保存状況が良く、黄河中下流域の中原地域では珍しい地栿(ちふく)や壁柱などの木製部材も出土。多くの特殊な建築工法が明らかになり、盛唐期の木造建築技術を研究する上でまたとない実物資料となった。「北六官泉」「六官泉南」などの刻印のある板瓦も出土した。

 朝元閣は、玄宗皇帝が何度も行幸して老子を礼拝した記録があるが、玄宗の治世末期に起きた安史の乱以降は衰退し、中唐・晩唐期には訪れる皇帝も少なかった。唐代の建築は、北宋の開宝3(970)年に完全に破壊されたが、その後、北宋時代と元代初期に2度再建された。(c)Xinhua News/AFPBB News

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October 03, 2020 at 06:47AM
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