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発売するのはワンハンドで食べられる「生ガトーショコラ」、定番のホットケーキとシュークリームを組み合わせた「ホットケーキシュー」、全体の半分以上を占めるカスタードクリームをパイ生地で挟んだ「カスタードを味わうパイ」、和洋の人気スイーツ「ショートケーキ」「どら焼き」のいいとこどりをした「どらショート 苺果肉ソース入り」の4品。 ローソンでは2021年1~8月のチルドスイーツ売上高が前期比で15%増加している。同社の分析によると、外出の自粛に伴う「疲れ」や「ストレス」を解消するための「癒し」として、コンビニスイーツの需要が高まっているという。「コロナ禍の癒しのスイーツでは、顧客は“失敗したくない”という思いが強いので、馴染みのあるメニューをアレンジし、中身が見えるパッケージにした」(坂本眞規子ローソン商品本部ベーカリー・デザート部部長)という。
「生ガトーショコラ」(9月27日発売、税込220円)は、レストランでは別添えで提供されることが多いクリームを生地と一緒にして、その上にパリパリのチョコレートソースをかけてワンハンドで食べられるようにした。 「ホットケーキシュー」(9月28日発売、税込220円)は、シュー生地をお皿にしてホットケーキ生地を包み込み、その上にホイップクリームをのせ、バター風味クリームとメープルシロップをかけた。喫茶店で人気のホットケーキと、コンビニスイーツの定番のシュークリームが一緒に食べられるようにした。 「カスタードを味わうパイ」(10月5日発売、税込245円)は、コクとたまご感のあるカスタードクリームと、すっきりしたホイップクリームをパイ生地で挟んだ。半分以上を占めるカスタードなど、クリームを純粋に楽しむ新しい食べ方を提案する。 「どらショート 苺果肉ソース入り」(10月5日発売、税込255円)は、ショートケーキのようなイチゴ果肉入りのホイップクリームをどら焼き生地で挟んだ。ホイップクリームは北海産生クリームを使用した。ホイップクリームを使ったスイーツはローソンの得意分野になる。発売する4品は、外出の自粛でなかなか行けない喫茶店やレストランで馴染みのあるメニューに、コンビニならではの手軽さや、ローソンらしい新発想を加えて開発した。 大ヒットした「バスチー」などの「新感覚スイーツ」は、ネーミングやパッケージのデザインも斬新なものを採用したが、今回は中身が見える透明なパッケージを採用し、商品名も味が想像できるシンプルなものにした。ローソンでは9月以降、「新感覚スイーツ」を含めたオリジナルスイーツのパッケージを、中身が見えるパッケージに統一している。
食品産業新聞社
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September 27, 2021 at 09:53AM
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